やりたい気持ちはあるのに、なぜか動けない。・・
一歩踏み出すことがずっと怖かったんです。  「本当はずっと苦しかったんですね」と言われて、 心の奥で何かがほどけた気がしました。
自分を守ろうとしていたブレーキの正体がわかったら、 これまでの自分にも優しくなれました。 今は、少しずつ「やってみようかな」と思える日が増えています。

定年退職してから、どこか人生に置いていかれているような感覚がありました。 誰かのために生きてきたけれど、いざ「自分のために」と思ったら、どうしたらいいのかわからずにいました。プログラムを受けたあと、長い間、自分自身に無意識でブレーキをかけていたことに気づきました。 今では、「こんなふうに生きてみたい」と思うことを 少しずつ行動に移せるようになってきています。 まるで、自分の人生にまた“色”が戻ってきたような気がしています。

ずっと「ちゃんとした妻でいなきゃ」「子どもにとっていい母でいなきゃ」と頑張ってきました。 周りからどう見られるかが気になって、 いつの間にか“わたしの気持ち”より“正しい自分”を優先していたんです。
自が本当に望んでいたことがわかると、 胸の奥がギュッとして、思わず泣いてしまいました。 今は少しずつ、自分の好きなもの、自分の心が動くことに素直に手を伸ばせるようになりました。 誰かの“理想のわたし”じゃなくて、“わたしが好きなわたし”を生きてみたい、そう思えるようになりました。

セッションの中で 、「本当は、やりたいことがあるのに、ダメだって思っていませんか？」と聞かれて 胸がズキンと痛んだんです。 「本当はずっと、我慢していたんだ！」と気づいた瞬間、 長い間我慢していたことがたくさん思いだしてきました。 今では、「やりたい」と思った気持ちを無視しなくなりました。 ひとつずつ、自分にOKを出す練習をしています。 あの一言で、自分の中の“本音のスイッチ”が入った気がします。 これからの人生、もっと楽しんでいけそうな気がしています。